そう言うと、圭斗は目を丸くさせた。 「え……、六花……も?」 「ちょっとね。まぁ事故っていうか、八つ当たりっていうか、そんなとこ」 また、沈黙が流れる。 罪人2人。 似た者同士で、このまま一緒にいてもお互い幸せになんてなれっこない。 別れるなら今しかないだろう。