B5の紙にびっしりと並べられた課題。 1つ1つがかなりの量でどうやら教師には私たちを少しくらい遊ばせてやろうという親切心が微塵もないらしい。 ため息をつき視線を下げたその時、机のなかでスマホの画面が明るくなった。 『夏休みは海行きたい!!』 日世の方を見ると、不破島くんとなにかを相談しているようだった。