「おはよう、不破島くん」 一瞬、暁奈と不破島くんがアイコンタクトをとって、すぐにお互いから目を逸らした。 恋を意識し始めたというには少しばかり不穏な空気は、朝の清々しさをもってしても誤魔化すことはできないほどのものだった。