不自然に言葉を紡ぐ日世。 いつもなら簡潔に、飾らない言葉で向き合ってくれるのに。 嘘ついてるの、バレバレ。 『俺、六花のこと好きなんだけど』 耳に響く、あの日の日世の言葉。 なら、なんで引き留めてくれないの? 日世が私に嘘をついたのは、多分今日が初めてだ。 ひとを試すようなことをしてる、最低な女だって言われてもしょうがない。