私のモノ、俺のモノ

ーー智ーー

チュンチュン


「すぅー、すぅー。」


ドタドタドタ
バンッ

「とぉーもぉー。」

「あ?」

「起きろ。一緒に学校いくぞ。」

「お前なんでここにいるんだよ。てか今何時。」

「えーとねぇ。7時。」

「・・・。おやすみ。」

「ちょ、ちょっと!起きろてめぇ。ふざけんな。」

「ふざけんなはこっちのさりふだ!俺の睡眠邪魔しやがって。」

「あ?お前誰に指図してんだぁ?」

「・・・。」


ヒュゥゥ


「オハヨウゴザイマス。」


俺の名前は二葉智(ふたばとも)。今日から西岸に転校する高校1年生だ。

そして、目の前のこいつ、黒原優樹(くろらばゆうき)も一緒に引っ越して転校してきた。

お隣さん件、幼馴染である。

なんでこう、気が強いかなぁ。高校生にでもなればもっと女っぽくなるもんじゃないのか?
優は、女子力皆無、ガサツ、面倒くさがり。おまけに男口調。これじゃ見た目の無駄遣だ。

本人は無自覚だが、優はぶっちゃけそぉぉーとう、可愛い。本人には言わないけどな。絶対言わないけどな。
←大事なことなので2回言いました