孤独な少女と一匹オオカミ

私は、追いかけて必死で手を伸ばすが掴めない。

〝蒼ーー〟

私が、叫んだと同時に

ハッと意識が戻る。

「寧々?!」

隣から、ゆなの声がした。

「ゆ、ゆな?!」

「あーー良かったぁ!ねーねっ
心配したんだから」

と、ゆなは涙ぐみながら言った。