孤独な少女と一匹オオカミ

蒼の声が少し低くなった。

え?私がこうなる事知ってたんじゃないの?

晴さんにやられた事知ってるんでしょ?

もう。分かんないや。

「ちょっと転んじゃって」

蒼は、疑いの目を向けていた。

てか、そんな事言いに来たわけじゃない。

「蒼。私、蒼の目の前から消えるから。
今まで、迷惑かけてごめんね。でも、蒼と出会えた事嬉しかった。」

私は、知らない間に涙を流していた。