孤独な少女と一匹オオカミ

私は、蒼の言葉を、無視して

そのまま歩きだす

「寧々?」
蒼はいつもと優しい声で私の名前を呼ぶ。


「なんで?なんで、いつもそうやって優しく呼ぶの?死ねばいいって思ってるならそんな風に呼ばないでよ。呼び止めないでよ」

私は勢いよく振り向く。

・・・あ、ボロボロの姿見せちゃった。

蒼は、目を見開いてる。

「寧々。その怪我どうしたの」