孤独な少女と一匹オオカミ

私が、来た道を戻ろうとすると

「寧々?」

久しぶりの落ち着く声がした。

でも、振り向けない。

私から会いに来たのに。

「蒼。久しぶり、だね。」

私は、振り向かずそのまま話す。

「寧々?なんで後ろ向いてるの?なんか、服汚れてるし、なんか、濡れてるよ。腕とか足もケガしてる。」

「蒼と、出会えた事、私は嬉しかった。

なんて、死ねばいいって思ってる相手に言われてもうざいだけだよね」