孤独な少女と一匹オオカミ

と、お母さんに言った。

お母さんは、何も言わずに黙っていた。

私は、走って家に帰る。

数分後、蒼も家に来た。

「蒼。ごめんね。こんな所見せちゃって。
別にお母さんの事、責めようとは思ってないんだけど。もう、わかんない。」

と、言うと

蒼は静かに私を抱きしめてくれた。

「寧々が思うようにすればいい。
それが、正しい答え。でも後悔はしないでね」

そう言って、私にお母さんの連絡先を書いた紙を渡してきた。