孤独な少女と一匹オオカミ

と、僕の方を振り向いて言った。

その姿がボロボロだった。

痛々しかった。

「寧々、その怪我どうしたの」

僕の声も自然と低くなる。

「ちょっと、転んじゃって」

と、寧々は言うけど転んだだけでこんなに酷くならないと思う。

「蒼。私、蒼の目の前から消えるから。
今まで、迷惑かけてごめんね。でも、蒼と出会えた事嬉しかった。」