孤独な少女と一匹オオカミ

「寧々?寧々?」

蒼は、確認するかのように私の名前を呼ぶ。

「蒼。久しぶり。寧々だよ」

と言う。

蒼はいつの間にか私の近くまで来ていた。

そして、勢いよく抱きつかれる。

「寧々。ごめん。ごめんね。
会いたかった。」

蒼は呟くように言った。

「蒼。元気だった?」