これから始まる、小島美奈子としての人生は 今まで 与えられた愛を 返していこう。 両親に、和哉に、そして これから生まれる子供に。 これからは、和哉が 一緒にいてくれるから。 いつも 美奈子を支えてくれるから。 「まだ泣くなよ。」 涙を滲ませる美奈子に、和哉が優しく言う。 美奈子が 小さく頷いたとき、控室の扉がノックされ、 「では、新郎新婦様。こちらへ。」 と係の人が二人を呼んだ。 〜end