恋は タイミングだから。 求め合うタイミングが同じなら、すべてが上手くいく。 和哉は穏やかで正直で、少し不器用で。 いつも美奈子を 優しく見守ってくれた。 一緒の時間が増えるほど、美奈子は 和哉を好きになった。 平日の夜は 電話で話し、週末に会う二人。 和哉は休日も、午前中は部活に出た。 「いつも 午後からで ごめんね。」 和哉の部活が終わってから 落ち合う二人。 「ううん。朝寝坊できるから 丁度いいよ。」 美奈子は 満更でもない顔で答える。