青空の下で音楽を奏でる

「一応ね、学校内で用意されている舞台は、文化祭と新入生歓迎会、卒業生送別会、この3つかな。
後は、体育祭のオープニングとかも、オーディションに受かれば出られるんだけど。ここ最近はずっと吹奏楽部がやってるみたいだから、ないと思ってた方がいいかも。
後の活動といえば、他の学校との交流練習合宿とかもあるよ。自由参加だけど。
まぁ、緩くやって行こうよ。」

先輩は一気に言い終えた。

「あ、言っておくと、今年の新入生歓迎会は明後日だけど、軽音は出ないから。何しろ俺1人じゃ出られないからね。

ということで、皆の最初の舞台は…。うん、一学期はないね笑。仕方ない、夏休みは合宿もあるし、上達具合によってはライブとかに出てもいいかもね。」

「高校生バンドコンテストには出ないんですか?」

口を開いたのは瀬名だ。

「さすがに、コンテストは出られないかな。」

「出れるわけないじゃん。」

「え、無理です…。」

口々に私たちが言うと瀬名は口を尖らせた。

「まぁ、それぐらいの勢いで頑張ろうよ。」

先輩は明るく言った。