「で、楽器は仮入の時決めた通り、でいいよね?」
先輩の言葉で我に返った。
そういえば……。
私は前回の仮入部で
「ドラム」になったのだ。
私は初めに、ボーカルがやりたいって
しっかり主張した。
なのに、何も出来ない花野さんが出てきて…。
一番マシだったボーカルになったのだ。
下手ではなかった。
他の楽器を見た後だと特に。
でも、私のストップもまるで相手にしないで。
私の歌くらい聴いてくれれば良かった。
ちょっとおかしいと思わない?
さっきまで募っていた期待感が一気にしぼんで
突然部室がただの古部屋に見えてきた。
「そして、活動だけど、月火木金の週4日!大会や舞台の前は水土日も全部やるよ。」
「えっ!大会出るんですか?」
驚いたように花野さんが言う。
「これからの練習次第だけど。」
「私、無理です…。」
花野さんは少し心配そうな顔をした。
……嫌いだ。
私はそう思った。
私は花野さんみたいな、こういう人間が嫌いだ。
いかにも女の子っぽくて、大人しくて、男子が守ってあげたい、って思うようなこういう人間。
自信のない部分が余計に「ウザさ」をプラスする。
こういう事を言う私みたいなやつは、大体、映画では悪役だ。
結果的に誰とも結ばれない。
別にいいのだ。
最初から、諦めている。
先輩の言葉で我に返った。
そういえば……。
私は前回の仮入部で
「ドラム」になったのだ。
私は初めに、ボーカルがやりたいって
しっかり主張した。
なのに、何も出来ない花野さんが出てきて…。
一番マシだったボーカルになったのだ。
下手ではなかった。
他の楽器を見た後だと特に。
でも、私のストップもまるで相手にしないで。
私の歌くらい聴いてくれれば良かった。
ちょっとおかしいと思わない?
さっきまで募っていた期待感が一気にしぼんで
突然部室がただの古部屋に見えてきた。
「そして、活動だけど、月火木金の週4日!大会や舞台の前は水土日も全部やるよ。」
「えっ!大会出るんですか?」
驚いたように花野さんが言う。
「これからの練習次第だけど。」
「私、無理です…。」
花野さんは少し心配そうな顔をした。
……嫌いだ。
私はそう思った。
私は花野さんみたいな、こういう人間が嫌いだ。
いかにも女の子っぽくて、大人しくて、男子が守ってあげたい、って思うようなこういう人間。
自信のない部分が余計に「ウザさ」をプラスする。
こういう事を言う私みたいなやつは、大体、映画では悪役だ。
結果的に誰とも結ばれない。
別にいいのだ。
最初から、諦めている。
