なんて、馬鹿なことを考えながら、俺は綾川さんをゆっくりとベッドの上に寝かせる。
人が気を失うところなんてしょっちゅう見てきたし、あまり怖くはない。
………ずいぶん顔が紅潮してる。
この子、相当男に免疫ないんだろうな。
そういうところがまた可愛いというか。
……なんか、今日の俺、変だな。
いつもよりやけに調子が狂う。
綾川さんは目を閉じたまま動かない。
綾川さんって、すげぇまつげ長いな。
彼女の顔はあまりにも綺麗だ。
今は紅潮しているが、肌はきめ細やかで白い。
唇も小さくてぷるぷるで、思わず食べたくなる。
……って、俺変態すぎかよ。
てか、このパジャマ暑そうだよな。
そう思って第二ボタンまで開けてみたところで、俺は慌てて手を引っ込めた。

