昨日の夜、いつものように夕飯を買いにコンビニへ行こうとしていたら、トントン、と懐かしい音が聞こえてきて。
気づいたら俺は隣の部屋のインターホンを鳴らしていた。
俺が言うのもあれだが、綾川さんは本当に危機感が足りないと思う。
いくら顔見知りだからといって、盛りのついたオスを部屋にあげるのは危なすぎる。
でも、綾川さんの手料理は本当に美味しかった。
というか、手料理自体がひさしぶり過ぎてなんだか嬉しかった。
そんな俺はつい綾川さんに、これからも飯作ってなんて頼んでるし。
しかも綾川さんはそれを承諾してくれるし。
ほんとにどれだけお人好しなんだよ。
俺みたいに悪い男にすぐ捕まっちゃいそうで心配になる。
だから俺たぶんほっとけないんだろうな。

