帰りにスーパーで買ってきた鯖でぱぱっと塩焼きを作る。 その間一ノ瀬くんはテレビは見ずに私の方をずーっと見てくる。 ちょっとあんまり直視しないで…集中できないんたけど……。 「…あっ、熱っ!!!」 や、やけどしちゃった!!! ほらぁ~、一ノ瀬くんのせいだよ。 「えっだいじょぶ?!」 すると一ノ瀬くんは目の色を変えて駆けつけてきた。 「もー綾川さんほんっと危なっかしい」 私の手を掴んで無理やり氷水にぶち込みながら、困ったように頭を掻いている。