なーんてことをひとりで考えていると、一ノ瀬くんはもうすでに食べ終えていた。 やっぱり早すぎる…… 「ごちそーさま。すごいおいしいね」 ____大した朝食でもないのに。 そんなふうに言ってくれる人がいて、なんだか心が暖かくなった。