「確かにそうだねぇ。じゃあさ……一緒に住んじゃう?」 「い、いや!それは結構ですっ!」 そんなの心臓が持たなくて死んじゃうよ。 てかごはん作るだけでもなかなかやばいんですけど… 一ノ瀬くんはにやりと笑って私があわあわしている様子を眺めている。 んー、なんなんだこの人… でも確かにかわいそうだしな… 高校生でひとり暮らししてるってことは、一ノ瀬くんにも何か事情があるってことだろうし。 隣が一ノ瀬くんで最初は不安だったけど、喋ってみたら案外話しやすそうだし… まぁ、きっと大丈夫だよね?