翌日は、知らせを聞いた人たちが 何人も駆け付けた。 父や智くんは その対応もしなければならない。 樹は朝 病院に寄って 少しだけ会社に顔を出す。 急な予定の 引継ぎだけをして戻ってきた。 同じ状況のお祖父様に 「お祖父様。ただいま。少し、仕事してきたよ。」 と声をかける。 「お祖父ちゃん、樹も一人前になったね。」 樹の言葉に 答えるお祖母様。 みんなが 涙を流してしまう。 お祖母様は 全てを 受け入れる覚悟が できたかのように 昨日よりも 落ち着いていたから。