弁護士さまの隣。


「…、松村さん。ごめんだけど…。」

何か云われる…!


「ちょっと来て!ごめん!」


「ええっ!?…ちょっ…!」


光國さんは、勢いよくその部屋から出て、私の手をとって…走ってる。


何処にいくの…!?


今、こんなことを云って何だけど…。


光國さんの手、大きいなぁ。


こんな大きくて広い事務所で。
大人二人が走ってるだなんて…。


「ふふっ…。」

ちょっと笑っちゃう。