あれからあっという間に四時間が経ち、もうあがる時間がきてしまった。 「おばちゃん、すみませんが先にあがらせて貰います。」 「おや、そうだね。こんな時間までありがとうね。」 「いえいえそんな。」 それじゃあ、と言って私は部屋を出た。 この一日で、少しはこの場所に慣れた気がした。 と思っても…。 「やっぱり、まだ慣れそうにないな。」