弁護士さまの隣。



ふと、私の目の前にイケメンが立ち止まった。


「なっ、何ですか?」

微かに笑っている、私を笑っているの?

すると彼は。

「ごめんね、君突っ立ってるから…具合でも悪い?」


「えっ、あっ!すみません…邪魔ですよね、すみません…。」


また邪魔になってしまった、本当に馬鹿だ私は…。

「えっ、違うんだ全然!」


「えっ…?」