はるか彼方へ

、、、読者のみなさんはとっくにお気付きだと思うがこれは完全な夢で、

他の生徒につんつんと肩を突かれて私は起こされた。

「あの、ここ座ってもいいですか？」

「はい、どうぞ。」

占領してしまっていた机の荷物を片付けながら周りを見ると、もう教室は人でいっぱいに埋まっていて、予鈴音と共に前方の入り口から教授が入って来ている所だった。