「それじゃ、どう関係あるのか教えてよ」
どうしよう…丹羽くん全然折れてくれない。
クラスメイトの視線がすべてわたしたちに向いてる。
うぅ、これ以上目立つのは勘弁だよぉ……。
「はぁ……だったら仕方ないね」
珍しく悝世のほうが折れてくれたと思った。
……のは、つかの間で。
いきなり腕を引かれて。
身体のバランスがグラッと崩れたけど、悝世の長い腕が腰に回ってきて。
グッと抱き寄せられて。
……唇に一瞬、やわらかさが伝わった。
同時に、クラス中に今日いちばん最大の悲鳴が響き渡った。
頭の中パニックどころか、真っ白。
「……かわいー俺の彼女なんで」
ふっと笑って、もう一度周りに見せつけるようにまたキスが落とされた。

