「明日ぜったい神崎くんは依茉の誕生日覚えてると思うから予定聞かなくても空けてそうだけど」
「休みの日だから撮影とかない…かな」
「だから〜、気になるなら連絡とって聞いてみればいいじゃん〜」
だって、わたしのほうから距離置いてるし。
いきなり明日空いてる?なんて聞けるほどわたしのメンタル強くないもん…。
「聞けないから…明日朝、悝世の部屋に行ってみる」
「おっ、いいじゃんいいじゃん!依茉が自分から行動しようとしてる!えらい!」
未来ちゃんが頭をよしよし撫でてくれた。
「また報告待ってるからね。話とか相談ならいつでも乗るから!」
「うぅ、いつもありがとうっ」
こうして、この日は未来ちゃんと過ごした。