とか言って鎖骨のあたりを指でなぞって。
その手がどんどん服の中に滑り込んでくるから。
「……手、ダメだってば……っ」
「ってか、依茉も悪いよ。こんな短いの」
今度は空いてる手で太もものあたりをスッと撫でてくるから。
「ひゃぁ……っぅ」
「胸元もこんな空いてるし」
なんて言いながらシャツを指で引っ張ってくるせいで、中のキャミソールが見える寸前。
「なか、見えちゃう……からっ」
「だから、こんな大胆なの着てる依茉が悪いんでしょ？」
そのまま首筋を軽く舐めて吸って。
チクリと痛みがあって。
「……依茉がかわいー反応するたびに首筋に跡残すのたのしーね」
「ぅ……もう、ダメ……っ」
「あとで見てみなよ。
紅く綺麗に残してあるから」
自分の唇の端をペロッと舐めて満足そうに笑ってる。
