それから何人ものダンスを見た後、いよいよ舞とエマの番になった。
「楽しみにしてるよ!」
スティーブンに言われ、舞は曖昧に笑う。そしてステージに立った。多くの視線に舞は緊張を覚える。踊り手として活動していた頃は画面越しにしか人に見られることがなかったため、人に見られると体が強張るような気がした。
しかし、緊張で舞が体を震わせる中、音楽が鳴り響く。告白予行練習だ。舞は深く息を吸った後、踊り始める。
告白予行練習の一番のサビが終わると、すぐに次の曲が流れ出す。舞とエマはボカロメドレーを踊ることにしたのだ。
忘れないでね わたしの声を
画面越しでいい ちゃんと愛して
次々と曲を踊り、舞とエマは体育館を盛り上げる。拍手されていることに、舞は驚いてしまった。しかし、この瞬間をとても楽しいと思っている。いけないことだと思っていても、心は止められない。
粋なリズムを刻んで頂戴 いろはの歌留多に乗せて
老若男女 皆々様 そ〜ら、舞い踊れ!
「楽しみにしてるよ!」
スティーブンに言われ、舞は曖昧に笑う。そしてステージに立った。多くの視線に舞は緊張を覚える。踊り手として活動していた頃は画面越しにしか人に見られることがなかったため、人に見られると体が強張るような気がした。
しかし、緊張で舞が体を震わせる中、音楽が鳴り響く。告白予行練習だ。舞は深く息を吸った後、踊り始める。
告白予行練習の一番のサビが終わると、すぐに次の曲が流れ出す。舞とエマはボカロメドレーを踊ることにしたのだ。
忘れないでね わたしの声を
画面越しでいい ちゃんと愛して
次々と曲を踊り、舞とエマは体育館を盛り上げる。拍手されていることに、舞は驚いてしまった。しかし、この瞬間をとても楽しいと思っている。いけないことだと思っていても、心は止められない。
粋なリズムを刻んで頂戴 いろはの歌留多に乗せて
老若男女 皆々様 そ〜ら、舞い踊れ!


