そんな風に 少しずつ自然に 距離を縮めていく二人。 ゆっくり、絵里加のペースに合せて。 今時の中学生だって、もっとスピーディなのに。 お互いの気持ちさえ、伝えあわない。 二人は気付いているのに。 恐ろしいほどの純情。