ベッドに腰掛けた健吾は 並んで座る絵里加の肩を抱く。

「今日は来て良かった。絵里加の家族 一緒にいると 心が温かくなるよ。」

健吾の言葉を 絵里加はとても嬉しく聞く。
 

「ありがとう。みんな、ケンケンの思いやりに、感謝しているよ。」

絵里加も言う。

「すごく良い家族の 仲間に入れてもらえて 俺も嬉しいよ。」

優しく絵里加の肩を撫でる健吾。

温かな甘さが、心に満ちてくる。