「ケンケン。そろそろ起きて。」

絵里加の可愛い声に起こされる。

絵里加にカーテンを開かれた部屋は 眩しい日差しで。
 

「絵里加早いね。今何時?」

昨夜の照れ隠しに 軽く目をこすりながら健吾は言う。
 
「もうすぐ10時だよ。絵里加ね もうシャワーして 朝ごはんも作ったんだから。」

絵里加は、ベッドの端に腰掛けて言う。
 

「そんなに。じゃあ、起きるか。ちょっとキスして。」

健吾は、絵里加の腰を引いて 甘い口づけをした。


朝日の中の幸せなキスは 二人を温かい気持ちにさせる。