シャワーを浴びて、着替えた二人は 昨日と違う親密さで。 満ち足りた、弾ける笑顔で朝食に向かう。 ベッドを下りるときに、恥ずかしそうにバスタオルで体を包む絵里加。 全てを見せ合って 朝の光の中でも 熱く求め合ったのに。 それでも恥じらいを失くさない絵里加に、健吾はさらに惹かれていく。 今までの経験とは、全く違っていた。 素肌の感触も、まだ少し堅い絵里加自身も。 絵里加のすべてが高貴で清潔で。