「ごめんね、急に誘っちゃったりして。迷惑だった?」
そう言われて、すぐにそんな事ないですと首を横に振る。
「お誘いいただいて嬉しいです。でも、今連れて行って下さってるのは、どんな所なんですか?」
どんな所というより、どういったお店なんですかという意味で投げたそんな質問の答えは、全くもって予想外のものだった。
「あぁ、俺の家だよ」
(え…)
砂川さんの…家…?
「えっと…砂川さんのお家ですか?」
「そうだよ、びっくりした?」
そう尋ねられて、内心ではすごくびっくりしたが、少し驚きましたと答える。
確かに何処かのお店で食事をしようとは一言も言われていないけれど、まさかお家にお邪魔する事になるとは思ってもみなかった。

