ドS王子と乙女の同棲ライフ

私はその無邪気な姿を少し可愛いと思ってしまった。
慌ててその考えを振り払う。
取り繕うように碧唯から目線を逸らした。





「……いいけど。何にすんの」





「俺さ〜回鍋肉好きなんだよね」





うっとりとした目つきで天井を仰ぐ碧唯。




「今日回鍋肉にしよ」





「…いいけど、結局あんたが決めんのね」





「うん、なんか文句あるう?」





意地の悪い顔で碧唯はにたにたと笑ったのだった。