私、春から高校一年生の愛音(あや)です。







心機一転!ということで一人暮らしを始めたんだけど…。





「…い、おい!聞いてんの」





また後悔に耽っていた所に、碧唯(あおい)の声が。





こいつは白居碧唯。私と同い年の煩い奴。





「あーもう何?煩いなあ」





「へえ俺に口答えするんだ」




碧唯はニヤニヤとした笑みを浮かべながら、私を見つめる。





思わずその美形にドキッとしてしまったけれど、すぐにその考えを振り切る。




ーだってこいつの性格は最悪。