「じゃ、さようなら〜」


やっと学校が終わった

ここまで苦痛に感じたことは今までになかった気がする


「姫羅ちゃんまた明日ね〜」

「はい、また明日」


誰かもわからない人にまた明日なんて笑える

私からしたらみんながみんなどうでもいい

関わってこないでほしい

友達っていうのにも幻滅した

1人でいたほうが腹が立つこともないし、誰かのために頭を悩ませる必要もない。

私はきっと…ずっと、“独り”