約束〜永遠《とわ》の記憶〜

ーりゅうー


くそっ!!!!


俺はトイレへ籠もり、痛みに耐え続けた


気持ちとは裏腹に、俺の心臓は悲鳴をあげ続けていた



ーコンコン


あいと「りゅう?大丈か?」

「ぁあ…ゔぅ…」

あいと「おい!発作か?ドア開けろ!!」

「…ちげーよ、大丈だから」

あいと「なあ…りゅう…俺、そんなに頼りないか…?」

「…そんな事ねーよ。もう戻るからから」


俺は、立ち上がりゆっくり息を吸い吐いた


ーガチャ


あいと「お前顔色わりぃじゃねーかよ」

「大丈だから」

あいと「なにが大丈なんだよ。帰るぞ。送ってく」

「あいと、俺今日までなんだ。お前らといられるの。だから、お願い」


俺は頭を下げた


あいと「りゅう…お前…」

「わりぃ。迷惑だけはかけねえようにするから」

あいと「ふざけんな。迷惑くらいかけろよ。俺ら友達じゃねえのかよ」


あいとは、唇をかみして俯いた


「わりぃ…」


あいとは何も言わず、部屋へ戻っていった。


「はあ…」


俺も少しして、戻った