約束〜永遠《とわ》の記憶〜

ーななー


今日だけでどの位泣いただろう

泣いても泣いても涙が枯れる事はなかった。


怖くて…
不安で…
胸が締め付けられた。


「ハアハアハアハア…」

あやか「なな?!?!」

「ハアハアハアハア…」


苦しくて、苦しくて、辛くて…
でも、このまま死ねたら楽になれる
そんな事を思っていた



ーガチャ


あやか「あいとっ!!」

あいと「どうした?!?!」

りゅう「ななっ!!」


私はあの時みたいにりゅうくんに膝枕された。


りゅう「大丈夫。ゆっくり、ゆっくり。」


そういいながら、背中をさすってくれた。


「ハアハア…りゅ…ハアハアハアハア…く…ハアハアハアハア」

りゅう「大丈夫。ちゃんといるよ」


私はそのまま目を閉じた