ーガラガラ

ちょうど昼休みでみんな騒いでいた。


あいと「りゅうっ!!!!」

「おう。久しぶり」

あいと「お前…」


あいとは泣いていた。


「なに泣いてんだよ。」

あいと「俺がどれだけ心配したと思ってんだよ!!メールしても返さねーし!!」

「悪かったって」

なな「もう、大丈夫なの…?」

「ぁあ。心配かけたな」

あやか「本当だよ!!心配したんだからね!!」

「ありがとな。」


俺の周りには、沢山の人が集まって来た。
みんな心配してくれてた。
俺って幸せもんだな
そんな事を考えていた。


休み時間も終わり授業が始まった。

そーいや俺なにも持ってきてねーや


「ななわりぃ、教科書みせてくれねえー?なにも持ってきてないや」


ななは、自分のノートを破り、シャーペンも貸してくれた。


ななは教科書のはじに何か書き、俺の方へ差し出しだ。


『りゅうくんにやっと会えた。会いたかった。』


俺は驚いてななのかおをみた。
ななは、すこし恥ずかしそうに笑った。

そして、俺はその下に

『俺も』


っと書いた。


ななは嬉しそうに笑っていた。


『なな、放課後時間ある?』


ななは頷いた。


『ちょっと俺に付き合って』

『いいよ!』


ななの顔を見て、笑った。


ななも笑い返してくれた。


そんななんでもない事でさえ俺は幸せを感じていた。



そしてあっという間に放課後になった。


あいととあやかは部活に行き、俺らは帰る準備をした。