ーあいとー

教室へ戻り俺はりゅうのことを考えていた。



あいつ絶対おかしい。
なにか隠してる。



ーキーンコーンカーンコーン


あやか「おーいーーあいとー?」

「ぁあ」

あやか「どうしたのー?何回呼んでも返事しなかったけどーー!もう授業終わってるよー?」

「ボーッとしてた」

あやか「ふーん」


あやかは疑いの眼差しを向けていた。


なな「ねえー、りゅうくんはー?」

「ぁあ、あいつ寝不足で保健室寝てるってさー」

なな「そっかあー」

「俺、りゅうんところ行ってくるわ!次の時間サボるから!」

あやか「ぇえーーーー」


俺は走って保健室へ向かった。