約束〜永遠《とわ》の記憶〜

ーりゅうー


俺の手に握られている血だらけの手紙


    『りゅうくん大好き

         さきに待ってるからね』


いつもの綺麗な字ではなく、乱雑に書かれた文字…
ななの気持ちを考えると、胸が締め付けられた


俺のせいだ
もっと分かってあげないといけなかった

あの時なんで、見て見ぬフリをしたんだろう


俺の心は後悔しかなかった


ななが自殺を図った事で、遺される人の気持ちが痛いほどよく分かった


俺は病室で1人、ななの無事を祈ることしか出来なかった