時次は、頷きながら また下界を見下ろした




“繋がっている”



達人は、本来 天界にいなくては、いけない
でも下界で 華と同じように喋れている 透けて見える訳でもない 普通の人と変わりない



『時さんよ~大丈夫かぃ?余り見すぎると体壊すぜ…』


そう言われた時次は、振り向きもせず 手をひらひらとふって 大丈夫だと合図した


男性は、それを見ると 少し時間を置き 食べ物を渡して また去っていった