地味で冴えない私。華のJKだっていうのにシンプルな見た目。
そんな私ですが、困っている事があるのです。
それは、、
「みかー!!!おはよ!今日は髪結ってるんだ。可愛い!おろすのも似合うけど、結うとスッキリしてて良いね。可愛い」
そう言ったのはアイドル並みのルックスの幼なじみのれんくんだ。
「れんくん。そんなに褒めることじゃないよ、、ただ髪を結っただけ」
私はれんくんに少し呆れながらそう言った。
「それがいいんじゃん!シンプルで」
いいのかよく分かんないけど、適当にそうかぁと聞き流した。

周りの人の目が怖い。
コソコソと聞こえる私へのバッシング。
「れんくんとタメで話すとかあいつないわー」
「マジで。れんくんが褒めてやってんのにあの態度ありえない。幼なじみだから何って感じ笑」

私は、れんくんと普通に話してもダメなのだ。幼なじみだとしても。
ダメなんだ。