先輩、反則です!!


気分が晴れないまま学校にいくと


「おはよう!..志織?何かあった?」

「あ、おはよう。何もないよ!」

いつも通りに振る舞ったつもりでも、ちーちゃんには気づかれてしまった


「私は見逃さなかったよ?暗い顔。何かあったんでしょ?話してみなよ」

「..ちーちゃん。前に好きな先輩がいるって話したでしょ?昨日部活の練習見てたんだけど、女の人と仲良さそうで、彼女いるんだなって思ったら、虚しくなって」



やばっ、泣きそう...


「私なんかが、少しだけ近くにいれたからといって、関係とか何も変わらないのに、彼女になれたらいいなとか、もっと近くにいたいとか欲張りになっちゃってる自分がいるんだ」

「ねぇ志織、彼女がいるって本人から聞いた訳じゃないんでしょ?」