「ねぇ、ほんとにしちゃうよ?
大人しく俺に任せとけば大丈夫だから」



そういって、顔を近づけてくる



恐怖で動けないでされるがままになる



あーあ、私のファーストキスこんな簡単に奪われちゃうんだ。
ほんとに、私って不幸だな、、


そう思ったとき、



「おい、やめろ。嫌がってんだろ」



そういって、チャラチャラの先輩を私から剥がすようにどけた。



助けてくれた男の人をみると見覚えのない人だった。シューズをみると3年生ということがわかった。
背が高くて、目がきりっとしてて、、かっこいい、、!



「あーあ、これからいいところだったのに。邪魔すんなよ、明日斗ー。
第一、この子から誘ってきたんだぜ?」



はぁ?!んなわけあるか!!


言い返そうとしたとき



「そんなわけないだろ。だいたいお前の付き合う女子は大抵ケバいやつとか、自分に自信があるやつばっかだろ」


確かに、、なんか想像できる、、、


「それに、その子純粋そうじゃん。そんな子がお前みたいに男に言い寄るわけないだろ」