「じゃあ、お願いします」
「ん」
先輩と一緒に帰れることは嬉しいけど、心臓もつだろうか...
「悪い大司、やっぱ俺パス」
「え、まじで!あー、もしかしてそういうこと?ごめんごめん!」
「そんなんじゃねぇし」
先輩、ちょっと顔が赤い?
「そんじゃ、また明日な~」
そう言うと、帰っていった
私と先輩の間に沈黙が流れたけど、それを破ったのは先輩だった
「帰るか」
「あ、はい」
私は先輩の一歩後ろぐらいを歩く
先輩は私の歩くペースに合わせてくれているのか、ゆっくりと歩いている
「いつもこんな遅いの?」
「うぇっ?」
突然話しかけられたから、思わず声が裏返ってしまった
「フフ」と聞こえ
うぅ、笑われた
