先輩、反則です!!


「あ、お帰り~!ねえねえ!志織の好きな人ここの学校の人らしいよ!」

「そうなの!?もしかして同じクラスの人?」

「ううん、同じクラスじゃないよ!」

「じゃあ、他のクラス?それとも先輩?」

「その人は先輩なの。部活動紹介で、サッカー部にいたんだけど、、」



リフティング姿を思い出し、つい顔が熱くなる



「あー、分かったかも!その人リフティングしてた?」



私は顔をあげて、何回もうなずく



「かっこよかったもんね~。ま、私の彼氏には負けてるけどね♪」


おいおいのろけかい!



「でも、何で先輩?一目惚れ?」

「うーん、話すと長くなるけど、笑」



私は、中学のときのことを話した



「なるほどね~、そういうことね!」

「告白するの?絶対モテそうだよね~。だって、目をハートにさせてた人いたもん」