ノクターンⅡ


「今日は、家族の誕生日だから。話せてよかったわ。」私が言う。
 
「こんな事、あまり話す親はいないかな。でも、パパとママは、二人には知っていて欲しいと思うからね。」


智くんも、照れたように言う。


絵里加と壮馬は、頷きながら
 

「ううん。聞けて良かった。」
 

「俺も。」と言った。
 



素直な子供達。私達の自慢。


だから、知っていてほしかった。


いつか躓いた時に 壁にぶつかった時に 思い出してほしいから。



自分は、望まれて生まれたということを。


そして、ずっと愛されていることを。


世界中を敵に回しても、私達は味方でいることを。




智くんと私の 愛でつながった 命だから。





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